道をひらく についてのレビュー
9歳からでっち奉公に出て、1代で松下グループを築き上げた立志伝中の人物であり、「経営の神様」と呼ばれた松下幸之助は、経営者としては稀有といえるほど多くの著作を残している。本書は、PHP研究所の機関紙「PHP」に連載したエッセイをまとめたもので、見開き2ページの短編が120あまり載せられている。 著者は戦前から、世の中の貧しさを無くすことを信念としてきた。そのために、物資を世の中に水道のように満たし、不自由をなくすことが生産者の務めであると考え、企業経営を行ってきた。さらに、身も心も豊かな社会を実現するためには、政治の果たす役割が極めで重要だとして、その充実を訴え続けてきた。このように、大企業の単なる経営者にとどまらず、高い理想を持ちその実現のために行動した著者だけに、本書で取り扱われているテーマも、いわゆる人生訓的なものから、仕事や経営の心得、政治への提言まで幅広い。 本書の初版が出たのは1968年なので、すでに「古典」といってもよいが、その内容は決して色あせていない。それは、著者が時代によらない普遍的な真理を洞察していたからであり、また、著者の理想とした「身も心も豊かな社会」がいまだに実現していないからであろう。飾り気のない文体は、礼節を重んじ、謙虚に人に接することを常に説いた著者の人柄がにじみ出ており、思わず引きこまれてしまう。社会人だけでなく、大学生や高校生にも手にとってもらいたい。きっと何かを発見できるだろう。(戸田圭司)
道をひらく について購入者の感想
とてもよいことが書いてある。 40年前の本?と思うぐらいに載っていることが今に合っている。
自分の中では、「人事をつくして」「本領を生かす」
あたりがとてもよかった。
他のすべての話も良い。
とても難しいことも書いてあるけれど、すごくバランスの良い人だと思った。尊敬する。
自分を映す【鏡】としてそばに置いておきたい本
見開き1ページに1タイトル、
短い哲学的な文章を綴ってあります。
どのページも人生に通じる深い趣のある文章です。
常に手元に置き、
毎朝1タイトルづつ読み続けたら、
何か素晴らしいものを手に入れられるのではないか
そんな気にさせてくれる本です。
言葉は、入れ物。
中に何を入れられるかは、読み手次第で、
それによってその本の価値が決まると思います。
この本の入れ物は、
いくつになってもハッとするような自分の姿を映してくれそうで、
いつまでもそばに置いておきたくなると思います。
名作中の名作 コンビニで買った。それだけ広く社会に認知されているということだと思う。読むたびに素直に地道に生きていくことの大切さについて考える。この本で松下幸之助さんのファンになった。1話2ページで3分もあれば読めるので,毎朝1日2ページずつ読んで気合いを入れている。
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